vol.23

よみがえった天空の茶畑

香川県高松市、塩江にある天空の茶畑へ

photo Miyawaki Shintaro

 高松市街からおよそ30分。美しい自然と温泉で知られる山間のまち塩江町で、最近ある茶畑が息を吹き返しました。

取材時はちょうど春の「一番茶」を摘む時期。朝日を浴び、新芽の緑がまぶしく光っています。
茶畑を管理しているのは一般社団法人トピカの皆さん。塩江の自然に触れ、地域の交流を深める活動の一貫として、茶摘みや製茶体験を行っています。

一般社団法人トピカ提供

一般社団法人トピカ提供

旧上西小学校には、塩江産のお茶を飲めるスタンドもできました。
「スタンド イキマイ」では、地元の野菜や果物を使ったドリンクや軽食を楽しめます。

スタンドイキマイ提供

スタンドイキマイ提供

スタンドイキマイ
香川県高松市塩江町上西乙461 旧上西小学校
営業日 木・金・土
営業時間 10:00~16:00 (LO.15:30)
https://www.instagram.com/stand_ikimai/


香川で煎茶会を主催する飯間絵未さんは、最近、ここでお茶の栽培に携わり始めました。
月に一度は草刈りを行い、春には一番茶、初夏には二番茶を摘みます。

一番茶はその年最初に摘む芽で作ったお茶、二番茶は一番茶の後に出てきた芽を摘んだものです。

少し茶色がかってまだ柔らかく、くるんと巻いたような新芽だけを選りすぐって摘んでいきます

摘んだ茶葉はすぐに蒸して色と香りを封じ込め、旨みや甘みを抽出しやすいよう、手でしっかりと揉んで組織を壊していきます。乾燥させたら煎茶のできあがり。

気になるお味は、「甘みや旨みが豊かで、不思議なことにどこか塩味も感じます。香りもよくて本当においしい!」と大満足の仕上がりに。

香川らしい茶会をコンセプトに、県内作家の道具も積極的に使っている飯間さん。これからは、茶葉も香川県産・自家製のものでお点前ができると笑顔を見せます。

言葉が通じなくても、お茶を囲むだけで心が近づく瞬間があります。
お茶は、私にとって文化であり、表現であり、人と世界をつなぐ小さな入口なのだと思っています。

お茶はあくまできっかけで、大切なのはその先にある相手とのコミュニケーションです。
中国茶は何煎も楽しめるので、友人や家族とゆっくり語らう時間にとてもよく合います。
ぜひ気軽に、中国茶の時間を楽しんでみてください。


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一般社団法人トピカ 
https://topica.or.jp/
tel. 080-7736-1257

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Mizmm

香川に戻って7年目のIKUNAS編集長。讃岐や四国の歴史・民俗・食文化に興味津々。旅も好き。

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