旅先で出合った水指
人とのご縁を育み、茶の湯と歩む
高松市南部に位置する塩江町は、山々に囲まれた自然豊かな町です。清らかな川が流れ、初夏にはホタルが舞う里山で、長く茶の湯と向き合ってきた土居宗美先生を訪ねました。「両親の勧めで、花嫁修業の一つとして茶道と華道を始めました。私の性格に合っていたんでしょうね」そう振り返る土居先生は、水彩画もたしなむ多才な人。穏やかな笑顔が印象的です。
この町の風景に惹かれて塩江へ嫁いだ後も週に一度は高松市街に通い、お稽古を続けました。その時間は、家事や育児から少し離れ、自分自身と向き合う大切なひとときだったといいます。
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