茶の湯に欠かせないものでありながら、どこか取っつきにくいイメージのある「茶道具」。種類も多く、高額なものも少なくありません。
そんな茶道具もよく見てみれば、「日本ならではの美意識が見えてくる」と語るのは、香川県まんのう町で古美術商「川原美術」を営む川原智道さん。プロダクトデザイナー・井藤隆志さんと共に、香川ゆかりの品々を鑑賞しながら、茶道具の「なぜ?」を解き明かしていきます。
【讃岐彫蕪図香合】石井馨堂作 大正時代
―さぬきぼりかぶらずこうごう
川原 今日は香川に縁のある道具と、井藤さんの故郷である岐阜ゆかりのものをお持ちしました。まずはこちら、香合です。手に取って見てみてください。
井藤 案外、重量感がありますね。
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