茶の湯に欠かせないものでありながら、どこか取っつきにくいイメージのある「茶道具」。種類も多く、高額なものも少なくありません。
そんな茶道具もよく見てみれば、「日本ならではの美意識が見えてくる」と語るのは、香川県まんのう町で古美術商「川原美術」を営む川原智道さん。プロダクトデザイナー・井藤隆志さんと共に、香川ゆかりの品々を鑑賞しながら、茶道具の「なぜ?」を解き明かしていきます。
学ぶ人:井藤隆志さん
プロダクトデザイナー。香川大学想像工学部教授、造形・メディアデザインコース担当。情報機器メーカーでのデザイン開発を経てイタリア・ミラノでフリーランスのデザイナーとして活動。帰国後、東海地方を中心に300以上の製品デザインを行う。
教える人:川原智道さん
金沢市の老舗美術商にて20年間勤務ののち、2024年に故郷の香川県まんのう町で古美術商「川原美術」を開業。物腰柔らかな語り口と、確かな鑑識眼で茶道具をはじめとする美術品の魅力を発信中。三木町渡邊邸では茶道具の勉強会を定期開催している。
見て、使ってこそ茶“道具”
まずは茶道具の見方から。「そもそも、お茶の席で茶道具を手に取って見てもいいのでしょうか?」と井藤さん。川原さんの答えは「もちろんです!」。
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