高松の地に深く根を下ろす伝統工芸、理平焼。江戸時代から400年続く窯元を守る14代目「紀太理平」こと紀太洋子さんの工房は、特別名勝・栗林公園のすぐ隣に佇みます。洋子さんが職人の道を歩み始めたのは、13代目だった夫の突然の他界がきっかけでした。
「私がやるしかないと思ったんです」と、当時の想いを静かに振り返ります。それまで一度も夫から技術を教わったことはなく、基礎から学ぶために当時小学校2年生だった息子さんを連れて京都の専門学校へ。1年後、高松へ戻り、14代目として理平焼の窯を復活させます。
そこでまず取り組んだのは、……
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