日本一の手袋産地・香川県東かがわ市を拠点に、クリエイティブな手袋づくりを手がけ株式会社イチーナの工場に潜入。身近なニット手袋の知られざる「6つのヒミツ」を教えてもらいました。
ヒミツ1|5本の指をどう作る?

編み機で手袋を編むときは、①人差し指からスタート。②中指→③薬指→④小指と4本の指を編み上げ、⑤根元の部分を編み、⑥親指へ。最後に⑦手のひら→手首を編んだらできあがりです。
ヒミツ2| 編み機ってどう動く?
コンピューターで色柄と編み方の仮設計図を作り、編み機にデータを読み込ませて試作。仕上がりを見ながら微調整を繰り返します。釣り竿のような部分から通された糸を、かぎ状の針が引っかけるようにして次々と編みあげていきます。スムーズな量産には機械のメンテナンスも欠かせません。

ヒミツ3|あたたかさの理由

保温には空気層と保湿が大切。表面を毛羽立たせ、ボリューム感を出した糸を使うことで、編み目の間に空気が含まれ、柔らかな肌ざわりも相まって一層暖かく感じられます。また、夜の砂漠が寒いのと同じで、乾燥は冷たく感じる原因に。繊維が適度に保湿することで暖かさにつながります。
ヒミツ4|編んだ後にも仕事がある!
ふんわりと心地よい手袋のためには、丁寧な仕上げが欠かせません。編み上がった手袋すべてに手を入れて、引っかかりがないかを確認。飛び出た糸は専用の「引っこみ針」で引き込んだり、ハサミで切ったりして処理します。手首部分は折り返して「すくいミシン」で縫製。ちょうどいいはめ心地になるよう、熟練の技でぐるりと縫い上げます。

ヒミツ5|編み目はなぜ伸びる?

色々なデザインがあるニット手袋ですが、実は基本の編み方はすべて同じ。輪と輪が次々と連なるような形のため、糸自体に伸縮性がなくても、全方向によく伸びる編み地になります。手首の部分はゴム糸を一緒に編み込むことで、「リブ」と呼ばれる凹凸のある編み地になります。
ヒミツ6|手袋をほどいてみると・・・
シンプルに見える手袋でも、ほどいてみると6種類もの糸が使われています。手袋のベースとなる糸、導電や発熱などの機能をプラスする糸、伸縮性を高めるための糸などを組み合わせることで、暖かく使い勝手のよい手袋に仕上がります。

新しいニット手袋のアイデア 大募集!
株式会社イチーナは、2026年で創業60周年。
特別企画として、次世代につながる「新しいニット手袋」のアイデアを募集します。
●「イチーナ60周年 みんなで考える、これからの手袋。」募集要項●
手袋は子ども用でも大人用でもOK。「もっとこうなればいいのに」といったご意見でもかまいません。
文章やイラストで、自由に表現し、IKUNAS編集部までご応募ください。
お寄せいただいたアイデアの中から、株式会社イチーナが「これは面白い!」と感じた 6案 を選び、IKUNAS vol.25(2026年12月末号)でご紹介します。
選ばれた 6 名様には、
イチーナの東かがわ市製ニット手袋(5,000円相当)をプレゼント!
——– 募集締切:2026年11月10日(火)——–
応募要項など、詳しくは下記よりご確認ください。

2026年、創業60周年を迎えました。
株式会社イチーナ
香川県東かがわ市三本松1023ー5
tel. 0879-25-5511
https://ichina.co.jp/
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