
職人が使い続ける、さぬきの手しごと品
栗のどんぶり
使うのは 橋本康太さん
日常に溶け込むひと椀
この栗のどんぶりは、クラフト・アリオカさんの商品で、3年ほど前から使っています。前からアリオカさんの商品の漆塗りをしていて、「これ、ええな」と思っていたんです。無骨というか、渋い感じがかっこええ。こんな器、なかなかできんよなと思って、「こんなんほしいな」と言っていたら、アリオカさんが譲ってくれたんです。
木の器は陶器に比べて軽いので、片手でも持ちやすい。特に僕のごはんはほとんど麺類だから、最後に汁を飲む時も軽いのがええんですよね。それに、冷えにくいから、味もよりおいしく感じるんですよ。

父が石川出身だったこともあって、漆は昔から身近なものでした。高校では漆芸科を選び、そのまま漆の世界に入ったんですが、おもしろくて、どんどんはまっていったんです。香川漆芸には、色鮮やかな表現だけではなく、象谷塗や後藤塗など変わり塗りの技法があります。ひとつの技法だけではなく、さまざまな表現方法があるから、漆器に限らず挑戦できる。それが香川漆芸の魅力のひとつだと思うんですよね。
ただ、作り続けていくには、技だけではなく、材料や職人をどう残していくかも考えないといけない。木地師さんも少なくなっていて、みなさん高齢になっているし、栗の木を含め、木自体も少なくなっている。香川漆芸を守っていこうと思ったら、若い人が仕事として続けていける環境が必要ですよね。
だから僕たちも、工程を見直したり、できるだけお金をかけずに同じクオリティの漆仕上げができる方法を考えたりしています。


香川には、高校の漆芸科や漆芸研究所もあって、漆に関わることができる環境がある。だからこそ、仕事として成り立つ販路をつくっていく。そうすれば、若い人たちも「漆を続けていける」と思えるんじゃないか。昔から続いてきた香川の漆の文化を、これからも残していくために、今できることを常に考えています。
橋本康太 Hashimoto Kouta
高松市生まれ。香川県立高松工芸高等学校定時制で漆を学び、株式会社巧匠、香川県漆芸研究所を経て、2002年に建築会社へ入社。2012年、「さぬきうるしSinra」の立ち上げに携わり、漆の世界へ戻る。現在は建築士として働きながら、さぬきうるしSinraにて漆のものづくりに携わる。2026年2月、香川県伝統工芸士に認定。
さぬきうるしSinra:https://sinra-urusi.com/
漆の建築工房:@urusinokentikukoubou
さぬきうるしSinraのzoukoku
重厚感のある佇まいと、漆ならではの深い艶。
けれど、手に取れば木の軽やかさが心地いい。
ふれるたび、使うたび、いつもの時間が、ちょっと特別になる。

伝統の技に、新たな表現を
香川漆器の五技法のひとつ「象谷塗」に、さぬきうるしSinra独自の模様を施した「Zoukoku」シリーズ。
庵治石の粉と漆を混ぜ合わせて模様をつけ、真菰の粉を蒔いたのち、さらに漆を擦り込んで光沢を生み出しています。香川の素材と伝統が生み出す、独特の風合いと深い艶が魅力です。

コップ 大[さぬきうるしSinra/Zoukoku]
熱さや冷たさを直接感じにくいので、コーヒーやお茶、ビールを飲む時も。たくさん飲みたい方にオススメのサイズです。
13,200円(税込)

コップ 小[さぬきうるしSinra/Zoukoku]
湯のみにちょうどいい大きさです。内側は、つや消しの拭き漆仕上げで、国産材の美しい木目が楽しめます。重厚な見た目に反して、木製ならではの軽さのギャップが特徴的です。
11,000円(税込)

コップ 細[さぬきうるしSinra/Zoukoku]
木の器の軽さと重厚な見た目のギャップが特徴です。小さいサイズより一回り細く、手の小さな方でも持ちやすい大きさです。熱さや冷たさを直接感じにくいので、コーヒーやお茶、ビールを飲む時も。
13,200円(税込)

ぐいのみ 柔 [さぬきうるしSinra/Zoukoku]
ゆるやかなカーブは手になじみやすく、使う方を選びません。ぐい呑みだけでなく小鉢としても使えます。お祝いの贈り物におすすめの商品です。 上に向かって口が大きく開いている形のぐい吞みは、華やかな香りの吟醸酒などにぴったり。小鉢としても使えます。
13,200円(税込)

ぐいのみ 武[さぬきうるしSinra/Zoukoku]
ぐい呑みだけでなく小鉢としても使えます。お祝いの贈り物におすすめの商品です。 上に向かって口が大きく開いている形のぐい吞みは、華やかな香りの吟醸酒などにぴったり。小鉢としても使えます。
13,200円(税込)
讃岐おもちゃ美術館shopでもお買い求めいただけます。
香川のいいもの、おいしいものに出会える場所

讃岐おもちゃ美術館shop・cafe
香川県高松市大工町8番地1 [丸亀町くるりん駐車場1階]
休館日:毎週木曜日・年末年始
※メンテナンス休業あり(年2回程度) tel.087-887-6762
mail stm.shop.cafe@tao-works.jp
運営/株式会社tao.(IKUNAS)
コメント