職人肖像 木と向き合う人びと
September 30,2021
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木と向き合う伝統工芸士を特集
IKUNAS vol.13の巻頭では、木や竹を扱う香川の伝統工芸士を特集しています。
肥松(こえまつ)木工品の有岡成員さん、
組手(くで)障子の大井淳一さん、
指物の浜本孝志さん、
竹一刀彫の西村秋峯さん、
そして桐箱の道久常夫さん。
木とは、生きものである。
見落としがちなその真理を追究し続け、
生きた木を生きたままに、美しい生活の品へと生まれ変わらせる工芸士。
半世紀以上も木に向き合い続けたその手は、
どんなときも迷いなく、淡々と次の工程に向かって動かされていきます。
とある工芸士は、
伝統工芸とは、変わり続けるものである、と口にしました。
少雨な讃岐の風土で数百年鍛えられた松。
戦国時代に芽生えた、沸き立つような木目の欅。
何世代にもわたって燻された囲炉裏の煤竹。
私たちの生きる時間軸とは全く違う木の世界を、少し覗いてみませんか。
IKUNAS vol.13は香川県内の宮脇書店各店ほか、
四国と関西の主要書店、IKUNAS WEB STOREでもお買い求めいただけます。
どうぞお手にとってご覧ください。