香川県は手袋の生産シェア日本一!知らなかった手袋の魅力と、選び方

December 04,2020

香川県高松市丸亀町グリーンにて、手袋のアウトレットショップが期間限定で開催されています。


香川県は、日本における手袋生産のうちおよそ90%ものシェアを占める一大産地であることをご存知でしょうか。
中でも手袋製造の会社が数多く集まるのが、香川県の東端に位置する「東かがわ市」。
そんな東かがわから、手袋や革小物などが一堂に会するアウトレットショップがオープン中です。

■■■「香川手袋」とは■■■

日本全国にある65社の手袋製造(およびそこから派生した皮革加工)の会社によって組織されている、日本手袋工業組合。今回IKUNASは、組合長の大原正志さんからお話を伺いました。

この組合に加盟する会社のうち、香川県内に会社と工場を置く20社が集まって生み出したのが「香川手袋」という手袋ブランドです。「香川県にモノづくりを残そう」という思いのもと、若い技術者を育て、そして優秀な技術者を残していくために作られました。

■■■高い技術が生み出す「香川手袋」■■■

「香川手袋」は希少価値の高い手袋。そのため値段も比較的高めです。

なぜなら、職人の技術が結集されており、一つひとつ細かい刺繍をほどこしたり、縫い合わせる作業も手作業で行われていたりするため、量産ができません。見た目よりとても手間がかかっているのです。繊細な模様や風合いは「香川手袋」ならでは。


ぜひ、店頭でお手にとって見てみてください。

■■■手袋の秘密■■■

①温かさ
身に着けるものとしては小さな手袋。
しかしその保温効果は絶大!
手袋はつけると体感温度が3℃上がると言われており、セーター1枚分の保温効果があるんだそう。

②革素材の違い
手袋でよく用いられる革の種類は、大きく分けて3つ。
価格が高級な順に、羊革→牛革→豚革となります。

・羊革
特徴:柔らかい質感・薄くて丈夫・スポーツ用品に使われる

・牛革
特徴:品質が良く見た目も綺麗で丈夫・革の中でも最も多く使われている

・豚革
特徴:価格が安い・発色が綺麗に出る・カバンに使用されることが多い

その他に用いられることが多いものとして鹿革もあります。
・鹿革
特徴:価格が高い・丈夫・使うと風合いがでる

用途や好みの肌触りに応じて、素材を選んでみては。
店頭では、各種革素材の手袋を実際に試着していただけます。

③自分に合うサイズの選び方

手袋についているタグをよく見ると、「21cm」や「24cm」などと書いてあるのに気が付きます。
実はこれが手袋のサイズ。

手袋のサイズを図るには、「手囲い」を測ります。
左手を開いて親指と人差し指の間・生命線のあたりから、小指の付け根~手首までの長さを3分割した場合の下1/3あたりをぐるりと取り囲んだ長さが「手囲い」。

店頭にはメジャーをご用意しているほか、スタッフにお声がけいただければ採寸も可能です。


香川手袋のサイズは8,000人のモニターの平均値をもとに作られています。

選ぶ時は指の長さが合っているかどうかも大切ですが、見逃しがちなのが指と指の間のフィット感。着用してみて、指の股が浮いたりつっぱったりする場合には、もう一つ大きいサイズがおすすめです。

とはいえ、人の手の形は千差万別。自分にぴったりの手袋が欲しい場合は、やはりオーダーメイドが一番おすすめ。
残念ながらオーダーメイド受注会は終わってしまいましたが、受注可能な会社さんをご紹介可能です。

店頭には「香川手袋」を始め、さまざまな素材やデザインの手袋、革小物やバッグなどがそろっています。ぜひお気に入りを見つけてみてください。

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■包み、守り、温め、魅せる「香川手袋」■
東かがわの手袋企業の技術が集約された、
手と手袋の未来を切り開き、世界に発信するクリエイティブなプロダクツ。
手袋(GLOVE)には、愛(LOVE)がある。

手袋職人たちがこだわって作った手袋を、期間中お買い得価格でご購入いただけます。
また、手袋製造で培った細やかな技術で作られた革小物も販売いたします。
ぜひお手に取ってご覧ください。

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Oh! Some shop!  東かがわ市は手袋の町

丸亀町グリーン東館1F(R11沿い)
2020年11月21日(土)~12月27日(日)11:00-19:00
期間中無休
お問い合わせ:087-833-1361(株式会社tao.)
主催:日本手袋工業組合 協力:東かがわ市観光協会

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