讃岐伝統の濱焼きは鯛だけじゃない
April 13,2020
IKUNASvol.11の「産地より。ふるさとの味を食卓へ」でご紹介させていただいた株式会社おさかな工房まるせんの鯛の濱焼き!
魚の仲卸を営んでいた石原さんが「地元のおいしい魚をもとっと知ってほしい」と考えていたところ、濱焼きの技術を学んだ職人に出会い製造がはじまりました。
「鯛の濱焼き」は塩の生産が盛んだった香川県の伝統食であり、お祝いの贈り物と人気の逸品です。
また、おさかな工房まるせんでは鯛だけでなく、「讃岐さーもん」の濱焼きも製造されています!
讃岐さーもんは、香川県のブランド魚で、2011年から香川県沖で海面養殖されているトラウトサーモンのことです。
養殖がはじまったきっかけは東日本大震災で、東北沿岸のサーモン養殖漁場が打撃を受けたことから東北で生産されていたサーモンの稚魚は出荷先がなくなり、それを知ったのが香川県の漁業関係者でした。
被災地支援の意味も込めて稚魚を購入をしたことから生まれた、讃岐の新しい海の恵みです。
讃岐さーもんは、シナモン、ジンジャー、ナツメグ、オレガノの4種類のハーブを配合した専用飼料で健康的に育てられています。
ハーブは、筋肉中の脂肪の酸化と生臭さを抑える効果が期待されています。身が鮮やかなオレンジ色でプリプリとしていて魚臭さが少なく、さわやかな旨みのさっぱりとした味わいが特徴です。
その香川県のブランド魚「讃岐さーもん」をまるせんでは伝統の製法で濱焼きに。
塩との相性がいいさーもんは濱焼きとの相性抜群です。
讃岐さーもんは今が旬ですが、まるせんでは年中取り扱いできるそうです。
気になる方は、おさかな工房まるせんへお問い合わせください。
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