工場で味わえる揚げたての味〜IKUNASvol.10取材裏話〜

October 04,2019

明治創業100年以上の愛され続ける観音寺の老舗蒲鉾店「福弥蒲鉾」に、IKUNASvol.10の取材でお伺いしました。

こちらの看板商品は「えび天」。
絞り豆腐と地えびをミンチにし、魚肉すり身と混ぜ合わせて油で揚げています。

こだわりは、原材料。とにかく素材の鮮度と地元のものにはこだわっています。
燧灘で採れた地えびを、夏場の漁の時期には毎日、市場で港から上がるのを待って持ち帰り、その日のうちに一匹一匹手作業で頭を取り除き殻ごと練りこまれています。
香川県観音寺市周辺独持の名産品で、その中でも昔ながらの石臼作りで丁寧に作られています。

えび天 修正後2

そして、このこだわりの「えび天」の揚げたて熱々が、「福弥蒲鉾」で味わえるのです。港町の工場がある店舗だけでの取り組みですが、10時〜11時の1時間だけ味わうことができます。

スタッフさん曰く、「スーパーで並ぶ天ぷら、蒲鉾ももちろんおいしい。だけど、揚げたてできたて熱々は格別な味わい。これを一度食べて欲しい」とのこと。
今まで練り物の天ぷらで、こんな食感食べたことない!と聞いてみると、豆腐がこのフワフワ感を出しているそう。
香ばしい風味とシャリシャリとした食感が楽しめ、栄養面でもカルシウムたっぷりです。

店頭では作り手さんから直接、家庭でのおいしい調理法などを教えてもらえますよ。

福弥蒲鉾調理例

自社の商品に誇りと自信をもち、それだけの熱量を注いでいる熱さを感じました。

編集部S子

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