知れば知るほど好きになる。香川県出身の作家・菊池寛の、愛すべき魅力が詰まっています!
March 07,2018
「父帰る」や「真珠夫人」など多数の文学作品を残し、
直木賞や芥川賞を創設。
さらには文藝春秋社(現、株式会社文藝春秋)を創設した人物としても知られる菊池寛。
今年は生誕130年、没後70年にあたるということもあり
IKUNAS vol.7(3/31発売)では菊池寛を特集しています。
菊池寛といえば、着物を羽織り丸メガネをかけた
いかにも文豪然としたイメージが強いのですが、
その人柄たるや、大勢の人に愛されたまさに“人たらし”でした。
数々の成功を収めた後に金の無心にやってくる人にも気前良く接し、
豪邸に忍び込もうとする泥棒には「手紙」を書いて諭そうとしました。
しかしながら小さい頃は貧乏で、
生家には教科書を買うお金もなく、人一倍苦労したそうです。
今ほど作家の地位が確立されていない時期、
その地位の向上と権利を守るために奔走した菊池寛。
そんな彼の、まだあまり知られていない魅力を
IKUNAS最新号で紹介しています。
もうすぐ発売。ぜひお楽しみに!