次世代にむけた郷土食“さぬきOSHINUKI寿司”
May 31,2019
- 香川のおいしいもの
- 香川の郷土料理
この鮮やかな彩りのかわいいお料理、何だと思いますか?
こちらは”瀬戸内海食ラボ”が香川の郷土料理”押しぬき寿司”を、
現代的にアート&キュートにアレンジした“さぬきOSHINUKI寿司”です。
*瀬戸内海食ラボ*とは
瀬戸内海沿岸の「食」の豊かさと多様性を「瀬戸内海食」
という食文化として発信している3名の活動です。
彩りの綺麗な野菜や果物でデコレーションされたまぁるい”さぬきOSHINUKI寿司”を通し、
香川にもともとある伝統的なさぬき押し抜き寿司についても紙芝居を交え伝承しています!
今回は、香川県立高松西高等学校の2年生を対象に「総合的な探究の時間」に行われた
地域の課題検証プログラム(かがわ創生講座@西高)のコースの1つとして、
郷土料理の押し寿司をつかった地域活性化プランを紹介する授業が行われました。
*まぁるい特注の木型で作る押しぬき寿司*
さぬき押しぬき寿司の作られた歴史や伝統的な作り方を説明する紙芝居の後、
瀬戸内海食ラボが発信している「さぬきOSHINUKI寿司」の説明があり、
次に、実際に調理体験を行いました。
生徒の皆さんは用意された材料の中から、
それぞれ思い思いのデザインで楽しそうに作っていました。
同じ材料を使っても、出来上がったお寿司はどれも個性的。
ケチャップやカレー粉を酢メシに混ぜたり、
盛り付けではお皿も含め綺麗に飾りつけたり、アーモンドを細かく砕き仕上げに散らす繊細な物もあれば、
大胆にトマトを丸ごと飾りつけたお寿司もありました。
私自身取材させていただきながら大変楽しく勉強させていただきました。
これから先、地域の伝統を守りつつ、新しい取り組みにも積極的に参加できる若い世代が
育つことを展望しながら、これからも瀬戸内海食ラボの活動に注目していきたいです。
IKUNASfとしてもこれから先、香川・四国の伝統料理を中心に
後世に残していけるよう取り組んでいきたいと思います。