TAKAMATSU OPEN FACTORY 2nd 
高松でものづくりの担い手になる

June 25,2025

香川県・高松市には脈々と受け継がれ、今もなお愛される伝統的工芸品・地場産品が数多くあります。そんな高松の地場産業を支えるつくり手の技術や想いを間近で知り、体感することができる「TAKAMATSU OPEN FACTORY 2nd」を開催いたします。あなたも高松のものづくりの未来を担う一人になりませんか?

※予約フォームはページ下部にあります

瀬戸内海に浮かぶ、日本一小さな県のものづくり産地

自然やアート、工芸品など、魅力が詰まった香川県・高松市。穏やかな瀬戸内海と讃岐平野に囲まれた、災害の少ない暮らしやすい街です。また、香川漆器や庵治石などの独自の伝統工芸や全国シェア8割を誇る高松盆栽などのものづくりの産地でもあります。

香川漆器
「漆器のいろは -漆器ができるまでの流れを知る-」

約200年前に玉楮 象谷 (たまかじぞうこく)が中国や東南アジアのエキゾチックな魅力を取り入れ、独自の技法を確立した香川漆器。今では美術品から日用品まで様々な形に姿を変えて、私たちの暮らしを彩っています。

<詳細>
日程:令和7年 9月20日(土)(クラフト・アリオカ、さぬきうるしsinra)、
        9月27日 (土) (クラフト・アリオカ、一和堂工芸)
時間:両日とも午前9時~午後5時30分
場所:高松市内ほか
定員:各日5名
参加料:2,000円(昼食代含む)

内容  ※変更の可能性がございます
・木地製作現場見学
・意見交換会
・塗り現場見学
・体験

※詳細内容は決まり次第更新いたします
※申し込みは先着順です
※集合場所までの旅費・交通費は自己負担となります

庵治石
「めぐる、庵治石 -産地、技術が循環する-」

国内最高峰の高級石材、庵治石。その美しい模様ときめ細かさ、耐久性の高さから「花崗岩のダイヤモンド」と称される庵治石は、高松市牟礼町・庵治町で代々受け継がれてきました。世代を超えて継承される石工たちの技こそが、庵治石が銘石である所以です。

<詳細>
日程:令和7年 11月8日(土)・11月9日(日) 
時間:両日とも午前9時~午後5時
場所:牟礼町・庵治町周辺
定員:各日5名
参加料:2,000円(昼食代含む)

内容 ※変更の可能性がございます
・加工場見学
・体験
・意見交換会

※詳細内容は決まり次第更新いたします
※申し込みは先着順です
※集合場所までの旅費・交通費は自己負担となります

打出し銅器
「打ち出すかたち -一打に宿る技-

金槌や木槌で一枚の銅板を叩いて形を生み出す打出し銅器は、継ぎ目のない丈夫なつくりと優れた熱伝導性で、調理具として長年親しまれてきました。香川県では、大正14年に神戸で技術を学んだ大山為八氏が旧高松市に持ち帰ってきたのが始まりといわれています。

<詳細>
日程:令和7年 12月13日(土)・12月14日(日) 
時間:両日とも午前9時~午後4時
場所:国分寺町
定員:各日3名
参加料:2,000円(昼食代含む)

内容 ※変更の可能性がございます
・作業場見学
・体験
・意見交換会

※詳細内容は決まり次第更新いたします
※申し込みは先着順です
※集合場所までの旅費・交通費は自己負担となります

意見交換会講師 紹介

有限会社 クラフト・アリオカ
有岡成員(ありおか しょういん)

クラフト・アリオカ主宰。香川県産の肥松・香川漆器・木の素材を生かした木工品の3本柱で製造を行う。香川漆器木地部門伝統工芸士。香川漆器伝統工芸士会会長。日本伝統工芸士会副会長。

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一和堂工芸株式会社
浅野道子(あさの みちこ)

1917年創業の老舗漆器店「一和堂工芸」の3代目社長。2000年に社長に就任後、若年層をターゲットにした商品開発に力を注ぐ。かがわ県産品コンクールでは「薔薇の器」や「後藤・黒水玉カップ」で最優秀賞や優秀賞を受賞。

▼もっと知る

さぬきうるしSinra
松本光太(まつもとこうた)
さぬきうるしSinra主宰。香川県漆芸研究所にて、重要無形文化財保持者・磯井正美氏に師事。庵治石の粉末を混ぜ強度を高めた「Ishiko」や伝統技法の象谷塗をアレンジした「Zoukoku」、伝統技法を用いて表面に漆を施したギターなど、新たな表現で漆器の可能性を広げている。

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株式会社蒼島
二宮力(にのみや ちから)

銘石として知られる、庵治産地の職人。2021年に株式会社蒼島を設立し、庵治石を用いたプロダクトブランド「AJI PROJECT」を牽引。アパレルブランドやジュエリーブランド、海外のアーティストとコラボ展開を行うなど産地の魅力を国内外に発信中。

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吉原 信治郎 (よしはらしんじろう)
退職後、伝統工芸士・大山柳太氏に師事。現在は自身の工房で製作を行いながら、香川県唯一の打出し銅器職人として活動を続ける。製作工程の記録や型紙もすべて保管し、次世代へと技をつなぐ準備を整えている。

申し込み

〇香川漆器

9月20日(土)、27日(土)

〇庵治石

coming soon
9月1日(月)~予約開始

〇打出し銅器

coming soon
10月1日(水)~予約開始

▼昨年の様子はこちらから

主催:高松市
協力:株式会社蒼島、有限会社クラフト・アリオカ、一和堂工芸株式会社、さぬきうるしSinra、吉原信治郎

問い合わせ先:
株式会社tao. 
ikunas@tao-works.jp
〒760-0042 香川県高松市大工町8-1 丸亀町くるりん駐車場1F
tel.087-884-7123(平日10:00~17:00)

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