「奉公さん」と呼ばれた少女の“その後”のストーリー ~栗林公園で味わう現代サーカスと和太鼓の共演~
September 16,2020
香川が誇る特別名勝、栗林公園。四季折々の自然が美しい名庭園で、
この秋、現代サーカスのパフォーマンスが行われます。
Nouveau Cirque Japon(ヌーヴォー・シルク・ジャポン)in 栗林公園
【日時】
2020年11月21日 (土) 〜 11月25日 (水)
【第一部】 16:30開場(ウェルカムドリンク&さぬきの獅子演舞)17:15開演 18:15終演
【第二部】 19:00開場(ウェルカムドリンク&さぬきの獅子演舞)19:45開演 18:15終演
(22(日)・ 24(火)は 第二部のみ公演)
【場所】
栗林公園内 商工奨励館 北館及び北庭
【価格】
5,800円(税込)入園料込/1ドリンク付
チケット購入はイープラスおよびViatorなど
■テーマは、「奉公さん」の“その後”のストーリー
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高松に「奉公さん」と親しまれる郷土玩具があることをご存知でしょうか。
張子(和紙を張り重ねた人形)でできた「奉公さん」は、
おかっぱ頭に赤い着物、ぽっと赤い頬や目もとが特徴。
実はこの「奉公さん」には、悲しい由来があります。
昔、お殿様のもとに奉公にきていた少女・おマキさん。
奉公先のお姫様が重い病気にかかっていたとき、
おマキさんは身代わりとしてその病を自分に移し、
遠い島で独りひっそりと亡くなっていったと言い伝えられています。
今回の公演では、島に渡ったおマキさんの
“誰も語らなかったその後のストーリー”がテーマ。
現代の人々に「無垢な強さ」や「生きる歓び」の尊さを伝える、
圧巻のサーカス絵巻が繰り広げられます。
■香川ゆかりのアーティストによる圧巻のパフォーマンス
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香川県にゆかりのあるアーティスト・演奏者も参加予定です。
パフォーマンスを担うのは、香川県出身の世界的ダンサー・柿崎麻莉子氏をはじめ、シルク・ドゥ・ソレイユで活躍の予定だった一流アーティストたち。
コンテンポラリーダンス:柿崎 麻莉子
エアリアル:品川 瑞木
エアリアル:吉田 亜希
エアリアル:長谷川 愛実
加えて、日本を代表するプロ和太鼓集団「鼓童」の迫力ある音楽や、
香川の祭りに欠かせない獅子舞の演舞も見逃せません。
舞台を彩るのは、地元大学生のプロジェクトによる伝統工芸「讃岐提灯」。
日本、そして香川の文化を体感できる特別な公演になる予定です。
■文化芸術の再興を
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公演を主催するのは「ヌーヴォー・シルク・ジャパン推進協議会」。
新型感染症の影響で世界的に多くの文化芸術イベントが公演中止に追い込まれる中、
危機的状況にある文化芸術・エンターテイメントの再興を期して、
一般社団法人瀬戸内サーカスファクトリー、株式会社JTB、株式会社tao.(IKUNAS)、株式会社フェアリー・テイル、一般社団法人四国ツーリズム創造機構が発起人となり発足しました。
香川の工芸と日本の芸能がコラボレーションした今回の公演。
ライトアップされた紅葉の栗林公園で、
幻想的な秋の一夜を過ごすことができそうです。