IKUNASvol.12【番外編】編集部による七ケ所まいりレポート。前編/心静かに巡る旅 善通寺
April 20,2021
IKUNAS vol.12でご紹介した 善通寺七ケ所まいり。
善通寺市周辺にある71番~77番までの札所を巡ると
八十八カ所にも準ずるご利益が得られるとも言われています。
七ケ所まいり専用の納経帳「散華帳(さんげちょう)」を片手に巡れば
各寺にまつわる七福神を七色で書き入れてもらえるとあり、
「自分もぜひ行ってみたい!」というスタッフが多数。
さっそく、編集部で七ケ所まいりを敢行することにしました。
今回のコースはこちら。
善通寺市内で集合→道隆寺→弥谷寺(前編はここまで)→(後編はここから)曼荼羅寺→出釈迦寺→総本山善通寺→甲山寺→金倉寺
善通寺市内に集合し、車で周遊しました。
序盤に“キツイ”と噂の弥谷寺の参拝を済ませておくという思惑です。
最初に訪れたのは道隆寺(どうりゅうじ)。
善通寺市のお隣、多度津町(たどつちょう)にあるお寺です。
鳩がたわむれる境内は、こぢんまりとして落ち着く雰囲気。
朝早かったこともありお遍路さんの姿もまばらで、静かなひとときを過ごすことができました。
続いて向かったのは弥谷寺(いやだにじ)。善通寺市、多度津町と隣接する三豊市にあるお寺です。
弥谷寺の特徴はなんといってもそのロケーション!
境内までの道のりは「山寺」という雰囲気がぴったり。
森の中の石段を一歩一歩上がっていきます。
最後には煩悩を落とすという108段の階段が!
これには編集部一同、「えぇ!」と思わず足がすくみます。
気合いを入れてどうにか登り切り、いざ大師堂へ。
撮影禁止の岩屋は、若き弘法大師が修行をしていたと伝えられる場所。
薄暗い堂内の壁面はその名の通り岩になっており、摩崖仏が彫られています。
厳粛な雰囲気の中で参拝を済ませ、納経を行いました。
境内には雰囲気満点な二重塔などが点在。
新緑も美しく、深呼吸したくなる気持ちよさです。
続いては、さらに高台にある本堂へ。
モミジの新緑が美しい!
道中に垣間見える岩肌も神秘的な雰囲気です。
じっくりと弥谷寺を堪能し、つづいては曼荼羅寺に向かいます。
(後編に続く)
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