小豆島生まれの宇宙日本食「ちりめん山椒」のこと。

February 16,2021

香川県・小豆島生まれ「ちりめん山椒」が、国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙飛行士の仕事を支えるのに一役買っているのはご存知でしょうか。


7年の月日を経て、2020年3月「宇宙日本食」に認証されたのは、香川県・小豆島にある佃煮製造の老舗・宝食品の「ちりめん山椒」。
2020年11月16日には、日本人宇宙飛行士・野口聡一さんとともにクルードラゴンで宇宙へ。

※「宇宙日本食」とは
国際宇宙ステーション(ISS)で長期滞在を予定している日本の宇宙飛行士に、日本食の味を楽しんでもらい、精神的なストレスを和らげ、ひいては仕事の効率の維持・向上につながることを目的として開発されています。

宇宙ロマンを実現できた理由
製造・衛生環境、栄養性、品質、保存性、食味など、
ISS宇宙食供給の基準文書「ISS FOOD PLAN」の要求項目と
日本の食品安全基準を遵守した食品だけが、「宇宙日本食」として選ばれます。

ただ、ロマンを追うだけではクリアできない厳しい基準を、
7年の歳月をかけて一つひとつ超えてきました。

宝食品とは
1948年創業。佃煮の製造からスタートし、日々重ねた伝統と
小豆島の自然が育んだ豊かな恵みを基本に、
時代の嗜好や最新の技術を敏感に取り入れながら発展させてきました。
最新の技術を敏感に取り入れながら発展してきたからこそ、今の宝食品があると言えます。


2周年を迎えるアンテナショップ

また、宝食品の歴史が感じられる
ミュージアム&ショップ「京宝亭」が2021年2月16日にリニューアル1周年を迎えました。

島ならではの流通環境ゆえ、常温で長期保存できる佃煮が
重宝されたことからスタートした同社の歴史。
その技術は、ご飯の素やうどんソース、長期保存食などに活かされています。

「京宝亭」では、「宇宙日本食」と同様の「ちりめん山椒」も販売しています。
パッケージは「宇宙日本食」と同じ。
通常のちりめん山椒との食べ比べを楽しめます。

その他にも、子持ちキクラゲやのりの佃煮など定番商品も並んでいます。

老若男女の心身の健康を考えた長期保存食も宝食品ならでは。

京宝亭ではシリーズ全種類が並び、最新の商品もあり、
小豆島の保存食文化を宇宙ロマンとともに感じることができます。

また、京宝亭にはおしゃれな照明のあるカフェスペースもあります。
※新型コロナウイルス感染拡大の影響で現在休業中
新メニューの開発など、再開が楽しみです。


小豆島に行く機会がありましたら、ぜひお立ち寄りください。

一部商品は、IKUNAS WEB STOREでも取り扱い中です。

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