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パラアスリートとごはんを囲む。食べることを通じて生まれる絆  IKUNAS vol.11「人生によりそう食」

高松市で学生服リユース販売をしている「さくらや」さん。
実はこちら、学生服の販売以外にも、たくさんの地域活動を行っています。

IKUNAS vol.11ではその中から
「パラアスリートと一緒にごはんを食べる」という活動を取り上げました。

「さくらや」の創業者である馬場加奈子さんは、今や女性起業家として全国から注目を集めていますが、
実は学生時代には砲丸投げの選手として国体などへの出場経験もある、アスリートでした。

その経験から、仕事の傍らパラ陸上を小学生に広めるお手伝いをしていたところ、
せっかく香川県で合宿をしているのにも関わらず、
パラアスリートたちが、名物などをあまり口にする機会がないを知った馬場さん。
ならばと「香川県のおいしいものを香川の人たちと食べましょう」と提案したことが、
この活動の始まりでした。

日本はもちろん、外国からくるパラアスリートとつないだのは、
さくらやの近所に住む人たちやそのこどもたち。
みんなで作ったごはんでもてなし、わいわい囲むことで、絆は自然と生まれたそうです。

そして一緒にごはんを食べたことが縁で、
地域の人たちがみんなでアスリートを応援する動きが生まれました。

不思議なことに、おいしいものを食べると心が柔らかくほぐれます。
柔らかい心は、周りの人を受け入れ、つながりを引き寄せます。
町の小さなお店の一角で、そんな素敵な交流が生まれていることを知り、
ほっこりさせてもらった取材でした。

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香川・四国のヒト・モノ・コトを伝える雑誌IKUNAS(イクナス)の編集部です

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