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非日常を味わうご褒美ステイ|SAND BEIGE[さぬき市大串半島]

 

「自然と一体になる建築の冒険」―IKUNAS編集部による宿泊記

非日常を感じられる香川県内の特別な宿に、編集部が実際に宿泊し、
泊まってこそ分かる魅力を徹底レポート。
周辺ロケーションやおすすめの過ごし方もご紹介します。

photo Miyake Nobuyuki(「/編」は編集部撮影)

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 宿泊特典キャンペーン|非日常を味わうご褒美ステイ

 

プロローグ|さぬき市大串半島 絶景を独り占めする特別なプライベートヴィラ

 

瀬戸内海に突き出した香川県さぬき市大串半島。
香川県には風光明媚な半島がいくつもありますが、ここでは先端の一帯が「大串自然公園」として整備されています。

公園内には建築家・山本忠司氏の手がけた野外音楽広場「テアトロン」やさぬきワイナリー、オートキャンプ場、建築家・堀部安嗣氏による「時の納屋」など、優美な自然を体感できる施設が点在しています。

 

野外音楽広場「テアトロン」 提供:(公社)香川県観光協会

そんな大串半島に2025年にオープンしたプライベートヴィラが「SAND BEIGE(サンドベージュ)」。
設計と運営を手がけるのは、さぬき市で建築事務所「室内楽」を主宰する建築家の大野晃貴彦さんです。

もとは海釣り公園として整備されながらも、年月とともにひっそりと忘れられていた旧管理事務所を整備し、新たに一棟貸しの宿泊施設へと生まれ変わらせました。

提供:室内楽

「建築家には地域社会の未来や観光をデザインする役目がある」と語る大野さんの想いが形になった「SAND BEIGE」。編集部2名による宿泊レポートをお届けします。

▶SAND BEIGEができるまで「自然と一体になる建築の冒険」

 

 

チェックイン|日常のスイッチをオフにして

 

「SAND BEIGE」までは高松市内からおよそ30分。美しい瀬戸内海を眼下に望みながら半島の先へと車を走らせます。

駐車場とヴィラの敷地を隔てるのは印象的なトンネル。
日常生活のスイッチを切り替えて、別の世界に入っていくような感覚さえ覚えます。

/編

トンネルの向こうには抜けるような大串の海景が広がり、左手に「SAND BEIGE」があります。

 

 

さっそくチェックイン。室内や敷地内の設備を案内してもらいます。

/編

 

「SAND BEIGE」の名は、このヴィラが建つ美しい砂浜に由来するそう。砂時計にも使えるほど細かく美しい砂は、裸足で歩くととても気持ちいいのだとか。

  

エントランスを入ると、大野さんのコレクションのひとつだというアフリカ・マリ共和国の儀式に使う木のオブジェが出迎えてくれます。異国のものながら、不思議とこの空間に調和しています。

/編

 

 

 

施設紹介|景色を心地よく楽しむための設え

 

リビング・ダイニング

入室してまず目に入るのは、ラグジュアリーなリビング・ダイニングと、目の前に広がる瀬戸内海。
大人2人が思わず「きれい!」とはしゃいでしまうほどの絶景です。

提供:SAND BEIGE

 

目の前に見えるのは小豆島の三都半島。高松港からフェリーで1時間かかる小豆島は、香川県民にとっては島の中でも遠く離れたところにあるという印象ですが、ここでは泳いで渡れそうなほどに間近に感じられます。

/編

 

寄せては返す波は見飽きることがなく、客船に乗っているような気分にも。

さらに嬉しいことに、ウェルカムドリンクが用意されています。
アルコールは飲めない、という方にもノンアルコールでの用意もあります。

/編

 

上質なインテリアと、海を想起させるオブジェなど、愛着のこもったコレクションが、この空間を一層特別なものにしています。

/編

 

/編

  

 

キッチン

食事はついていませんが、La Saluteの中野誠司シェフによる本格イタリアンのケータリング(出張料理)も別途予約可(事前に要問合せ)。近隣からテイクアウトしたり(案内書きあり)、食材を持ち込んでの調理も、もちろん可能です。
 

基本的な調理器具に加え、グラスや器なども大野さんのコレクションから。
料理に合う器を見立てるのも、心おどるひとときです。

 

 

  

寝室

寝室は2室。

ダブルベッドが2台の主寝室にはお手洗いと洗面台、ウォークインクローゼットがついていて複数グループでの滞在にも便利です。

 

 

サブ寝室は遊び心のある造り。作り付けの二段ベッドが2台と、畳の小上がりがあります。
小上がりには布団も敷けるため、大人数でも気兼ねなく休むことができます。

 

/編

 

 

バスルーム

大きな窓から海を望む贅沢なバスルームは、海が美しく見える日中の利用がおすすめです。

 

 

屋外テーブル・サウナ

屋外に出ると、大人数でのバーベキューなども楽しめるテーブル席と、フィッシングボートが。

 

/編

 

このボート、なんと中がプライベートサウナなのです!
使われていないボートを譲り受け、サウナへと改装したのだそう。

 

/編

 

/編

 

波の音や鳥の鳴き声も聞こえ、ここにいるだけで自分も自然の一部になったような気持ちに。

/編

 

チェアに座って海風を浴びたり、砂浜と行き来したりと自由な楽しみ方ができるのも、プライベート感のある「SAND BEIGE」ならでは。
夜風は冷えるから、と行き来用にブランケットも用意されており、まさに至れり尽くせりです。

 

 

夕から夜へ。移ろう時間を堪能して

 

「SAND BEIGE」に滞在して気づいたのは、至るところに椅子があること。
リビングのテレビ横にはリクライニングチェア。テラスにはアウトドアソファ、サウナの前にもテラスチェア。

まるで「どうぞここに座って、ゆったり過ごしてください」と語りかけてくれているよう。

ベストな場所に椅子が配置されていて、おのずと良い場所に導いてくれます。

/編

 

/編

 

リビングのほどよい間接照明と、それを柔らかく受け止める壁面タイルの雰囲気も心地よく、心がほっとします。

/編

 

まだ肌寒い日でしたが、少し窓を開けて波の音を聞きつつ、キャンドルをつけ、ジャズをかけてお酒を飲みながら贅沢な夕暮れのひとときを堪能。
時間が許すのであれば、日中は読書をしてぼーっと過ごすのもいいかもしれません。

/編

 

 

 

この日の夕食は食材を持ち込んでキッチンで自炊することに。
パエリアを作りましたが、調味料も調理器具も十分で不便はありません。
有田焼や琉球ガラスなど普段使えないような器もたくさん揃っており、どれを使うか選ぶのもうれしい時間に。

料理をしている間も窓からの景色を見ながら旅気分を満喫できます。
すっかり気合いが入ってしまい、あれこれと楽しみながらテーブルセッティングも完了。

/編

 

ウェルカムドリンクもいただきつつ心地よい夕食を楽しんでいると、窓の外がピカっと光り、思いがけないサプライズが!なんとこの日、対岸の小豆島で花火大会が行われていたのです。

窓を開けて花火を楽しむ間、波の音もザザーッと響き、特別なディナータイムとなりました。

 

 

お待ちかねのサウナ&バスタイム

 

とっておきのディナーを楽しんだらお待ちかねの船のサウナへ。
入ってみると木のいい香りに包まれ、日々忙しい身体の力がふっと抜けていくよう。
ロウリュの水をかけるとフワッと花の香りに満たされ、芯からリラックス気分に。

/編

 

十分に温まったところで外に出ると、夜の海風が吹き付けて火照った体に心地よい。
そしてチェアに座って空を見上げれば、そこには満天の星空!

感動で、心まで満たされます。

/編

 

そのままバスルームに向かい、大きなバスタブへとイン!
ザザーっという波音を聞きながら浸かるバスタイムはまさに至福。やわらかな水圧のシャワーも心地よく、自宅では味わえない贅沢な時間を過ごすことができました。

うっとりとした気持ちのまま、ふかふかのベッドに潜り込んでこの日は就寝。
耳の奥に残るザザーッという波の音に引き込まれるように、いつの間にか眠りに就いていました。

 

 

 

早起きして、とっておきの朝焼けを見に

 

「SAND BEIGEでは朝焼けがきれいなんですよ」という大野さんの言葉を受けて、翌朝は張りきって早起きを。

まだ薄暗い部屋の中から見る朝日はやわらかく霞み、淡い色の海と空に吸い込まれそうな気分に。日が高くなるにつれ、漁船から海中を覗き込んで何かを捕らえる漁師、風にあおられながら飛ぶトンビ…と、段々と海の“日常”がはじまったことを実感します。

/編

 

せっかくなので外に出て、周辺を散策することに。

引き潮であらわになった砂浜に残るイノシシの足跡、水面スレスレを飛ぶカモメ。ウグイスらしき鳥の鳴き声。五感全体で自然を体感しながら、波止場を先まで歩いてみたり、シーグラスを集めてみたりと童心に返った気分で散歩を楽しみました。

/編

 

/編

 

 

清々しい気持ちで部屋に戻り、朝食の準備を始めることに。

コーヒードリッパーやカラフェももちろん完備。豆はさぬき市志度(しど)のショップ「和楽」さんから。ささやかですが、うれしい心づかいです。

 

/編

 

/編

 

 

ゆったりと朝食タイムを終えたらチェックアウトの時間に。
また来よう、と心に決めて宿を後にしました。

 

「SAND BEIGE」で滞在して気づいたのは、海を見ていると時間があっという間に過ぎる、ということ。 

時間帯で変わる波の表情は見飽きることがなく、何もせずぼーっと眺めていると、不思議と思考がすっきりして、脳の普段使っていない部分までほぐれるような感覚に。常にザザーッと聞こえてくる波の音も新鮮で、自然と心身がリフレッシュするような、特別なステイとなりました。

 

/編

 

 

 

施設情報

SAND BEIGE
香川県さぬき市小田2670
tel. 070-8466-1825
https://sand-beige-2025.com/

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IKUNAS(イクナス)編集部

香川・四国のヒト・モノ・コトを伝える雑誌IKUNAS(イクナス)の編集部です

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