IKUNASvol.12/麦縄の里まさご屋発・小麦プロジェクト
April 09,2021
先日、香川県高松市東植田で「麦縄の里まさご屋」を営む真砂泰介さんの呼びかけで集まった地域の方々と、白山小学校の4年生が2020年11月に種まきを行った小麦畑を再訪しました。
取材から5ヶ月たった今、ピンッと天に穂先を向けて元気に育っていました。
小麦「農林26号」は、香川県で半世紀以上にわたって推奨品種として栽培され、うどん文化を支えてきた小麦。
しかし近年になってより病害に強い新品種が登場したことで栽培されなくなり、途絶えてしまった品種です。
そんな小麦の種と縁あって出会った真砂さん。
一握りほどになっていた種を4年の歳月をかけて180kgまで増やし、地域の輪の再生に活用できないかと模索しながら「小麦プロジェクト」を発足しました。
その後、地域の方々から意見との意見交換を経て、2020年11月に地元小学生との種まきに繋がりました。
育った小麦は製粉し、子どもたちが商品案を考え、地域にある商店が商品化。
地元に愛着を持つ子どもたちを育むとともに、地域の新たな特産品にしていこうと考えています。
こちらのプロジェクトについて、IKUNASvol.12にてご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
また真砂さんは、自身の営む「麦縄の里のまさご屋」の敷地を活用し、こだわりのある店のグルメが集い、その作り手の顔が見える場所として「麦縄の里プロジェクト」を始動しています。
香川県の田舎にある衣・食・住をテーマにした空間で、これから出店にチャレンジしたい人なども募集しているそう。
詳しくは「麦縄の里」のWEBサイトをご覧ください。
IKUNAS f(f_GUIDE)では「小麦プロジェクト」を追って発信していきますのでお楽しみに。