【産地をたずねて】みとよのみ/美しく厳しい山奥の畑から。(栽培編)

July 13,2020

香川県三豊市の山間部、瀬戸内から吹く風が通るところに「風の谷ファーム」はあります。
1日の寒暖差が大きく、谷の斜面を利用して段々に農地を作っているので、水はけも良い場所です。
また、こちらより上に民家はなく、山の恵みである美しい水でイタリアン米とトマトの栽培を中心に農作物を育てています。また、トマトケチャップやソースなどの加工品まで家族で力を合わせてつくっています。
▶︎加工編はこちらから

「風の谷ファーム」に初めて訪れたのは2月。
トマトの種を撒いて数日後でした。

この頃は、まだ双葉でした。

そこから3ヶ月。
5月には苗は大きく育ち、黄色の花が咲いていました。

こんなに大きくなっているとはびっくりです。

ミツバチが咲いた花にとまって受粉をすることで、トマトの実になります。
こちらでは、加熱用であるイタリアントマト「サンマルツァーノ・リゼルバ」と生食用のトマト「アマルフィの誘惑」の2品種を育てています。まだ、この段階では違いがわかりませんでした。

次に訪れた6月下旬には、トマトがたわわに実り、下の方は赤く色づき完熟に近づいていました。

上の方の実はまだ青く、一番上には黄色の花が残っていました。

完熟すると、少し触れただけでへたから実がほろりととれます。
そうなると収穫時期です。


こちらは、栽培担当の藤田さんです。
家族みんなで、栽培・収穫・加工を分担して行っているそうです。

■赤く美しいトマトが収穫できました!

こちらは、サンマルツァーノ・レセルバ。
「上の畑には、原種のサンマルツァーノを植えたよ。もっと大ぶりで味が濃いトマト!」
とのことで、これもまた楽しみです。

こちらの写真の手前側は、生食用の「アマルフィーの誘惑」です。奥にイタリアントマトがありますが、間違えて植えてしまったそうです。
こちらの農場は、農薬不使用栽培なので、水でさっと洗って採れたてを食べさせていただきました。
噛んだ瞬間のパリッとした皮に、噛めば噛むほどトマトの味が広がります。

手土産にいただいて、社内スタッフで味わったのですが、「トマトが濃い!おいしい!」と声が上がりました。

※本来、トマト同士が傷つかないようにへたを落とした状態で収穫をします。撮影用に、へたがついた状態で収穫してくださいました。

ここからは、加工担当のお母さんたちの出番です。
加工編は、次回更新いたします。

 

また、ただいま、IKUNAS サマーギフトでは、
こちらのトマトで作ったケチャップとフレッシュトマトを取り扱っています。▲商品については、写真をクリック。

風の谷ファーム
香川県三豊市山本町河内2122
tel/fax 0875-63-3707

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今回、取材をしたきっかけは、三豊市の農産物、水産物など、これから地域の魅力となっていく「三豊の実」を開発していくプロジェクト「みとよのみ」のワークショップに参加をしたことです。

今度も引き続き、「みとよのみ」に参加している方々を取材していきます。お楽しみに!

 

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